■

A-Blogより昨日の内容について意見をいただいたので私も少し。

私の考えの骨子は、強いほうが勝つんじゃなくて、勝ったほうが強いということです。
WarIIIは対戦ゲームなので、プレイヤーの最大の目標は勝利というのが前提です。
それ以外にも色々目標はあるかもしれませんが、それは一般的ではなく、個人的なものです。

ただ、少なくとも私がゲーム後に悔し紛れでなくて意識的に、
「vs "種族名"が厳しい」という場合はいくつか条件があります。

　・自分が大きなミスをしなかったこと
　・お互いの戦術がスタンダードに近いもの
　・自分の操作力と判断力が相手と同等か上回っていたと判断できること

ミスをしないことも、戦術が練られていることも、捜査力と判断力が優れていることも
解釈は人それぞれでしょうし、判定が正当である保障もありません。
勝者はこれらを満たしていることが多いのですが、そうでなかった場合に理不尽さを感じることはあります。
そこで原因を、バランス方向にもっていくと色々波風が立つわけです。
私なら、上記三つの項目の評価方法を再度練り直します。
そのほうが建設的ですし、他人を不快な気持ちにもさせません。

種族を交換しても勝てる、ということは戦術の上辺だけでなく、
詳細まで把握しているからこそだと考えられ、
それは他人が容易に修得できない、真の実力だろうと思います。

真の実力なんて誰にも分かりません。調子の良い悪いはありますが
そういうものをコントロールできるのもプレイヤーの強さのうちです。
最終的に、勝ち負け以外に実力を決めるものがあるとは思えません。

色々な種族を使うことで、何かしら対戦が有利になるから皆練習しているのであって
色々な種族が使えることそのものが、プレイヤーの強さとはならないでしょう。
そういう価値観を持つのは個人の好みですが、一般的ではありません。
Orcを使って負けなしなら他の種族はやらなくてもいいのです。(対戦ゲームだから)

「vs "種族名"が厳しい」という敗者の表現が、悔しさを紛らわせてるだけのものなのか、
自分の真の実力が相手に伝わってない、感じられない程度のものなのか、
見極めるのは大切かもしれません。

自分が弱いと思われていても、全然問題ないと思います。
むしろ、なめてもらってたほうが、相手が油断してくれるのでやりやすいです。

一般的に、種族バランス議論は盛り上がる傾向にあるので
IRCの話題としては面白いと思います。私も全く参加しないわけではありません。
ただ、私なんかは対戦直後は非常に精神的に興奮しているので
そこでバランス云々言われるとついつい熱くなってしまいます。
だから先日書いたように、読み替えて、前向きに捉えるようにしてるのです。
GoodGameという言葉の通り、対戦後はお互いをリスペクトしあうのが大事だと思います。