考えを文章で伝える練習帳

考えを文章で伝える練習帳。文章を書く習慣を付けたいです。

笑わない数学者(森博嗣)

数学のパズルの問題が出てきて、読むのを中断して頭で解を探したりした。
主人公(とヒロイン)が先に答えを言いそうだったので。しかし実際には作品中で
この問題の解答は出てこなかった。一応物語的には大筋には関係ないけど解釈の余地は
ある。


#以下問題
整数をリング状に5つならべる。いくつでも良いので隣り合った整数の和で1〜21を作れる
5つの整数の組み合わせと並びを答えよ。
#以上


例えば3つの数字で1〜7を作れ、だったら答えは
1→2→4→…
1は1だけ。2は2だけ。3は1と2。4は4だけ。5は1と4(リングなので隣)。
6は2と4。7は1と2と4。
こんな感じ。3つだと隣り合った整数ふんちゃかが意味ないけども。


4つの時は1〜13まで作れる。6つの時は1〜31。n個の時は1〜n*(n-1)+1
これは証明できた。必ず解が存在することの証明ができなくて残念。
こういうパズルは解くことに加えて、解法の解釈が楽しい。時間使える。


そして、久々にミステリーを読んでいて推理があたった。
このシリーズはヒロインが良いなぁ。かなりうざったいキャラクターなのに不思議と
好感が持てる。うざかわいい。そんな感じ。