考えを文章で伝える練習帳

考えを文章で伝える練習帳。文章を書く習慣を付けたいです。

封神演義(八木原一恵)

当たり。安能務版より遥かに読みやすい。やたらパカパカ頭が割れたり、ポロポロ首が落ちるのは変わらないけども。封神演義の物語が本当にあったことだと考える人はまずいないだろうけど、例えば正史と呼ばれるような書物でも、全ての読み物は事実を元にしたフィクションと捉えるべきだ。特に歴史物語はいつの時代(現代でさえ)も、書き手が神になったつもりで"正当"で"公平"な歴史解釈だと主張する傾向があって油断ならない。そういう意味で封神演義は全力でファンタジーしてて気楽に読める。