義経
タイトルが「弁慶の泣き所」で
内容は石原静と滝沢義経の別れがメイン。
もうちょっと考えてタイトルつけろと。
石原静が色々な面でダメなので、悲しい別れのシーンも
全く哀愁を誘わず、むしろ来週から出番が減ることへの期待ばかりが
感じられた。この大河は全体として三つのパートに分かれていて
義経パート、頼朝パート、平家パートがあるんだけど
義経パートは弁慶に限らず、郎党がコメディタッチの演出が施されているため
どうにも軽くて笑えてしまう。逆に頼朝、平家パートは重厚な感じがして良い。
特に財前直見の北条政子がすばらしい。蛇のような女とは正にこういう女性を
いうのだろう。先週はオセロ(白)が焼かれて、今週は侍女が恐怖のあまり出奔と
強まったキャラクターを上手く表現していると思った。オセロは白黒そこそこの出来。
南原といいうじきといい、本業で無い人たちが努力している感じがする。